舞台「何者」

私は舞台と言えばジャニーズが出演している舞台しか見たことがないので詳しい方やお好きな方からしたら「何を偉そうなことを」と思われると思いますがなにとぞお手柔らかに…。また、まだ一回しか見ていないのでセリフ等はニュアンスです。

 

 

 

結論から言うと私の貧相な脳みそでは「すごかった、とてもよかった」という幼稚園児でも言えそうな感想しか出てこなかった。

 

 

 

 

 

「何者」は朝井リョウさんが書かれた一冊の本が原作で、自分の趣味のこと以外には全く興味も関心も持てない私はお恥ずかしい話ですが、自担が初の主演舞台を務めるまで「何者」が直木賞受賞作でなおかつ人気俳優たちによって映画化された作品ということを知らなかった。

 

 

どんな舞台も原作を読まずに、まずは舞台を観る、という謎のスタンスから原作は購入したものの初日を迎えるまでそのページがめくられることはありませんでした。

 

 

ミュージカル魔女の宅急便は東京公演を一度しか見に行くことができなかったため、若干の不安はあったものの、外部舞台、初単独主演、初座長という誇らしい文字が輝いていて私の頭のなかはきらきらでいっぱいでまだかまだかと初日を待っていた。

 

 

 

 

 

天王州銀河劇場に初めて向かった。モノレールの中にはキャリーケースや大きな荷物を持った大勢のお客さんが乗っていた。

そのなかにポツポツといる、軽装の若い女性たちは私と同じ目的なんだろうなとぼんやり思いながら天王州アイル駅についた。

 

駅と劇場が直結しているけれども、帝国劇場とはまた違った趣で友人と二人でおお~なんか変な感じと話をした。何者のポスターを見て「この人、ちょっと岸君に似てるね」と小声で話した。

 

あらんくんや長妻くん、共演者の皆様に届いているお花を横目に入場列に並び、真っ赤なふかふかな絨毯が敷かれている階段を4列で進んだ。

どこの劇場もなんで絨毯は赤くてふわふわなんだろうかというなんでもない舞台初心者らしい話をしながらパンフレットの購入をすませて座席についた。

 

 

しまった、スピーカーの目の前だし、それよりなによりも、やはり見えづらい。見切れ席って本当にこんなに見切れるものなのか…と思った。

見切れ席が手元に来たときささっと座席表をネットで確認し「あれ、な~んだ座席あるじゃん?最上手最下手を見切れで売っただけなのか~」と思っていたが、ステージの一部と上からぶら下がっているモニターの一部が見切れている。椅子をみてみたら、床にくっついているタイプでなく、座席数を簡単に増やしたり減らせたりできる椅子だった。がーん。

「俳優さんは見えるといいね」と友人と話しながらパンフレットをめくる。大きくあらんくんと長妻くんが載っている。きっと私の顔はふにゃふにゃに緩んでいただろうと思う。ふと目についた光太郎くん役を見て「岸君に似てるよねやっぱり」と数分前にした話を友人と掘り下げた。

 

 

舞台の上からぶら下がっている3つのモニターにはぐにゃぐにゃした模様と踊っている人たちが映し出されていて「こんな話だっけ…」と思った。

 

 

 

 

 

 

音楽が大きくなり、周りのお客さんの声が消えていく。ド・ドン、ド・ドン、ド・ドン、ド・ドンという心臓の音を模したリズムが目の前のスピーカーから容赦なく響き渡り自分の心臓とリンクしているようで、緊張していることを実感した。

 

ぱっと明るくなる舞台。座っているスーツの三人。あらんくん、後ろ向きだ。長妻君は、下手を向いている。むこうにいるのは美山加恋ちゃんだろうか。奥にはスーツの俳優さんたちが三人を見つめている。

 

面接だ。

 

「二宮さん」と言われて動いたあらんくんは「あらんくん」ではなくて「二宮拓人」だった。

私が勝手に座っている後姿をあらんくんだ、と思っただけで舞台上のどこにもあらんくんはいなかった。

全然知らない、別の人に見えた。

だから一瞬、二宮くんが口を開いたとき、あらんくんってこんな声だったっけ、と心がざわざわした。

 

 

物語は同い年の5人で進んでいく。大学生らしい会話が繰り広げられて一人暮らしの子の家に来るとき、みんなこんな感じだよな、とリアルに感じた。

二宮拓人くんは、いたって普通。普通の大学生の男の子。空気も読むし、話もするし、どこにでもいそうな感じの子。

光太郎くんは明るくてノリがいい、こちらもどこの大学のどの学年にもいる男の子。わざとでも嫌みな感じでもなく自分を馬鹿に装うことができる人だと思った。(良い言い回しが見つからない…)絶対コミュ力高い。

みずきちゃんも真面目な女の子。物腰も柔らかくて誰からも好かれそうな感じ。第一印象はかなり薄かったけど、この子はすごかった。(それは後程…)

りかさんはそれはもう、こういう子いる!って感じだった。いわゆる意識高い系。インターンとか、海外ボランティアとか行ってTwitterにみんなありがとう!みたいなツイート。ここまでがっちり武装している子は私の周りにはあまりいなかったけど(大学が大学だったので…)積極的に自分から行動できるすごい人、いたな〜と思える人間だった。

たかよしも容易に想像できる人物で「普通と違う自分」を好きな人ってどこにでもいるよな~と思った。

烏丸ギンジは赤ジャージにモッズコートでツイッターにしか出てこないため原作ではわからないが舞台ではある種「烏丸ギンジという概念」に見えた。熱い魂を発信している、二宮君を脅かす(?)概念。舞台自体が拓人くん目線で描かれているからか(私はそのように感じました)

サワ先輩はとっても好印象で裏がないように思えたし、なんでも受け止めてくれるような器の大きさを感じた。

 

 

物語は意外にもサラサラと進んで行って、合間に皆の裏の顔がちらり、ちらりと見えてきた。拓人君の目線から見ているからこそ、相手の心情やスーツの下に隠した就活生の決意を感じられるようになっていた。

 

きっと拓人くんがみんなを俯瞰で見ているから、自分たちの話なんだけれども他人事の様だった。

 

ただ、みずきさんの時だけは違った。拓人君自体はほかの濃いキャラクターに埋もれていてキャラクターに対して「本当はこう思っているんだ!」という拓人くん一人の心の声だけが私たちに届いていて「みんなの輪の中で」動く感覚がなかった。

でもみずきさんが分析聞かせて!といったとき、母親の話を始めた時、内定が決まったと電話をしてきたとき、すごく切ない表情だったり、なんて声をかけていいのかわからず、動きたいのに動けなかったり、逆に、みずきさんの気持ちを汲み取って、こうたろうに電話をかわったり…繊細な表現がされていて舞台を見つめているこっちが切なくなった。

 

そのころには失礼な話ですが、あらんくんをみにきた私はとうにいなくなっていて、何者というストーリーと俳優さんたちの演技に夢中になっている自分がいました。

 

みずきさんの演技もぐっと胸のあたりからこみ上げるものがあって、私が拓人くんの目線からみていたからかぎゅっと抱き寄せてあげたいと思いました…。

 

でも思うだけで、決してできないんだよね、触れることも気の利いた言葉もでないんだよね、拓人君。

 

そんな中しぼりだすことができた言葉が「俺もがんばる」で、みずきさんは微笑んだから、もうなんかね、ね。

 

 

 

 

みずきさんの内定祝いでも、りかさんは本当に鼻につく人だなと思った。それがとっても似合ってたし、今のご時世マウンティングしあう女子なんてそこら中にゴロゴロしてるからそれをしれっと、リアルに演じていてさすが子役の頃からの俳優さんはすごいなあとまた舞台初心者な感想ばかりで。

実はずっとこの舞台が始まってから思っていたんだけど、りかさんとたかよしは今後うまくいくのか?っていう部分をずっと疑問に思っていて。りかさんは頭がいいからたかよしが就活をばかにしつつその流れに足をいれていることも知ってるだろうし、逆にたかよしはガッチガチに意識を高く(?)武装した女の子を見ていてお得意のばかにする気は起きないんだろうかという不思議な気持ちがあって笑

 

まあ最後のシーンでコンビニから帰ってきたたかよしくんに泣きつくりかさんとその状況を呑み込めないままそれをなだめるたかよしくんを見て「アーサーーセンッシター」という気分になりました。笑

(舞台後友人と話した結果「ケンカになったらあのカップルはやばい」でした)

 

 

 

 

みずきさんがたかよしに思いをぶつけるところは圧巻。

あの誰にでも優しそうで、明るそうで、楽し気なツイートをしているあの子がこれだけの決意をもってこれからの人生に挑んでいて、それを鼻でわらうように馬鹿にして実際はその決意から逃げているだけの男の子に現実を諭すなんて。

 

「何点でもいいから」「自分と同じ目線で見てくれる人はもう誰もいない」

 

たかよしの心にみずきさんのまっすぐ現実をみている言葉がぐさぐさと刺さっていくのを感じました。みずきさんって、演じるの難しそう…と思いました…(見終わったら全員演じるの難しそうだなと思ったけど)

 

みずきさんには絶対に幸せになってほしい…本当に…きっと観劇中の方々みんなそう思ったのでは…と思いました。

 

 

 

 

 

りかさんと拓人くんの一騎打ち(というかほぼ一方的に攻撃されるけど)のシーンはいままで拓人君の目線から見てきていたので体中がゾクゾクして、りかさんから拓人君に浴びせられる視線が怖くて、全身がこわばりました。すべてを見透かされて、自分だけが「就活2年目」で、「ガチガチに武装したりかさん」じゃなくて「りかさん自身」の心の底から発せられる言葉が強くて重くて、怖くて怖くて。

拓人くんがりかさんに「本当の拓人くん」と「何者かになった気分の拓人君」を突きつけられて狂っていく姿は息ができませんでした。

 

これに関してはもう、みてもらわないことにはもう。

 

舞台中はすぐそこにいる拓人くんが狂っていくのをただただ瞬きもせずに見つめることしかできなくて、上からドバっと降ってきたESに埋もれながら舞台と観客側の境界線が急に曖昧になって「お前のことだ」と私にもりかさんの言葉が、みずきさんの言葉が、「何者かになりたい私」にも突きつけられていて、本当に怖かったです…

(ちょうど前列だったので本当に頭のうえからふってきて怖かった)

 

舞台上から拓人君が落ちて行ってしまったとき、狂ってしまったところでもう私の緊張はピークを迎えていたのに、緊張の限界を超えました。

たぶん、自分すごく目を見開いていたと思う…。

 

突然の沈黙に終わってしまったのかとじっと舞台を見つめると、ESに埋もれながら拓人君が這い上がってきた。

ずるずると体をひきずり、ESの海の中をうつろな目で少しづつ移動する拓人君をみて、この人は、もう一度、立てるのだろうかとすごく不安に思った。

 

 

 

 

最初の面接の場面に戻った。面接官の質問に答える拓人君がいた。開幕して最初に見たシーンと同じことが繰り返されているのに、観客の中に同じ気持ちで見ている人は誰一人いなかっただろう。

 

「プ、プリンターです。」

 

りかさんが私の頭をよぎる。

 

質問とは関係のない話をつづける拓人君。

「舞台を観に行ったんです。」

「連絡をとって…」

 

烏丸ギンジだと思った。

この面接会場にいる拓人君は、乗り越えた拓人くんなんだ、とぎゅっと胸があつくなるのを感じました。

 

 

 

 

「たぶん、この面接も、落ちた。」

 

 

 

悲しそうに、寂しそうに、弱弱しく笑う、拓人君はまっすぐ前をみつめていた。

 

 

 

「でもたぶん大丈夫」

 

 

 

ぐわっと、椅子にはりつけにされていたんじゃないかという緊張感が一気に解けた瞬間でした。

 

 

これは、すごい。この舞台は、すごい。

 

 

この舞台は、すごい。

 

 

 

 

最後、挨拶にでてきたのがあらんくんでとてもびっくりしました。

2時間みていたのは拓人くんだったのに、急にあらんくんがでてきた。

 

あらんくんが中心に立ち、丁寧に三方に礼をした瞬間ぶわーーっと「あらんくんが初主演の、座長の、この舞台を引っ張ってきたんだ」という実感が急に湧いてきて、なんてすごいんだ、なんてものを作り上げたんだと、自然と拍手の音が大きくなりました。

 

こんなすごい人を自分なんかが応援していいんだろうか、こんなすごい人を応援できてなんて幸せなんだ、こんなすごい人が成長する過程が見れて、本当に、本当に…

 

 

カーテンコールを終えて、座席から荷物を持ち移動しようとしたときどっと疲れがでた。

首が痛い。

頭も痛い。

肩もいたい。

なぜかすごく疲れている。

 

この疲労感、すごい。

体力もさることながら精神的なエネルギーの消耗が激しかった。

2時間、ぶっとおしで、ただ座ってるだけの観客がこんなにも疲れるなんて、あらんくんはいったいどれほど疲れているんだろうか。

そういえば、汗でびしょびしょだったな。

そういえば、見切れ、全然へいきだったな。

うわ、疲れた、本当に疲れた。

 

と思いながら帰路につきました。

 

友達と「疲れた」と言い合いながら、舞台の内容をはなそうとしたんだけど、あまりにも衝撃が大きいし、疲労が半端じゃなくて、結局この日は物語の深さと拓人くんのインパクトで深い話はできず、「顔がいいよね」という話しかできなかった。

 

ひどいオタクだ。

 

言いたいことは色々あるのに、観劇直後、いやその日一日、いやその次の日も消化できなくて、

多分それは舞台中、私にも突きつけられて、心にぐっさりとささってしまったから、こんなにも整理がつかないのか、動揺しているんだな…とおもいました。

 

 

 

 

原作をこれから読みます。

この舞台、一回じゃ足りない。

重いし、疲労もすごいけど、就活の話とかSNSの話とかで片付けられるものじゃなくて、人間の深い深―い奥底にある醜さとか、理想の自分とのギャップとか、自己実現とか、知識がないのでうまくまとめられないけれどそういう部分を表現していて、誰の心にも突き刺さる、そんな舞台だと感じました。

ストーリー、演者さん、監督さん、脚本家さん、スタッフの皆さんがどれだけの熱量で作り上げたのか、その熱量を肌で感じて浴びてほしい。

 

 

 

 

私の貧相な脳みそでは本当にすごい舞台だった、としか表現できなくて本当に残念だ。

 

もっと私がプロのライターさんとか、物作りをしている人だったら良かった。

 

是非、いろいろな方に見ていただきたいし、いろんな人の心に突き刺してほしい。

 

でも「自分がまた見たい」という欲望からきっと私以外の誰かが入れるはずなのに、チケットを探してしまうんだろうなあ。当日券並ぼう、と思ってしまうんだな。

 

「いろんな人に見てもらいたい」と「自分が見たい」という、こんなしょうもないオタクならではのハザマで揺れている私は本当にかっこわるいなあ。

 

とにかく、すごい舞台だったなあ。

 

どうしても拓人くんばっかりの話になってしまったけど、気持が落ち着いたらほかの登場人物についてもこここう思った!ってかけたらいいな。

 

 

 

 

 

 

舞台「何者」はすごい舞台だった。

 

愛しい君よ、ジャニーズでいて

題の通りだ。以下は1個人の感想です。

 

 

愛しい君よ、ジャニーズでいて。

 

 

君にはジャニーズで輝いてほしい。

 

 

近くて遠くて絶対に手の届かない、別の世界に住んでいて、だけど同じ世界に住んでくれる君でいてほしい。

 

 

 

 

私はいわゆるどこにでもいる一般的なジャニオタで、普通に暮らしている。

元々ジャニーズアレルギーだったが、大好きな自担を見つけることができ、無事オタクに。

 

男性アイドルといえばジャニーズだった。

もちろん、人気のある方々もいらっしゃったが飛び抜けているのはジャニーズだったと思う。

 

しかし、現在様々なアイドルが出てきている。

AKBなどの女性アイドルや、2次元やゲームの世界でも(詳しくないのでわからないですがアイマスは昔からあったが男性アイドルのものは私はあまり聞いたことがなかった。)男性アイドルが増えてきたように感じる。

 

ジャニーズを見ることができるのは紙媒体、もしくはテレビ放送だ。

 

しかし、パソコンやスマホの普及によりネットはさらに発展し、SNSで個人が簡単に情報を発信、収集し、より世界中の誰とでも繋がりを容易に持てるようになった。(と思う)

私も当たり前のようにツイッターをやっていたし、同じ趣味の人と繋がるのはふつうのことだと思っていた。

 

ジャニーズはこのネットやSNSの発展に、つまり「時代の流れ」に流されず、現在も紙面もしくはテレビで活躍している。

(これはジャニーさんの意向だった気がするがうろ覚えなので詳細不明)

 

 

 

この「ジャニーズが活動できないネット、SNS」で情報を発信し着実にファンを増やしいてる男性アイドルグループが増えているような気がする。

 

私はジャニーズ以外の男性アイドルグループも、自分の興味のないジャニーズのグループ、ユニットも「へ〜」という感じ。

もちろんみなさんも自分の興味関心の低いものはこんな感じだろうと思いますが。

 

だから特別に「アイドルとSNS」になにか思うことはありませんでした。

 

 

 

 

 

しかし、ジャニーズ事務所を辞めた子がSNSをはじめたのを見ると何か「あぁ…」というなんとも言えない気持ちになります。

 

 

あまり見たくないような、本当にジャニーズではなくなってしまったんだというような…

悲しいとも寂しいともなんとも言えない、表現できない気持ちになります。

 

 まるで魔法がとけてしまったみたい。

 

 

 事務所をやめたのだからSNSをするのは個人の自由ですからやいやい言うものではないと思うのでいままで誰にも言ったことはなかったですが…(もちろんこれからもやいやい言うつもりは全くございません。)

 

 

 

 

 

そこで初めて気が付きました。

 

 

 

 

 

私は手の届きそうなのに届かない、ステージで輝いてくれるアイドルな君が好きなんだなと

 

 

ツイッターは私のホームな訳で、そこにポンと好きなアイドルが来られると、距離が近すぎて混乱する。

見えてしまいすぎる。

同じ土俵に、彼らにいてほしくない。

 

同じ人間に見えないのに、同じ人間であることがわかる、その感覚がジャニーズにはある。

初めてちかくでジャニーズを見た時「よくできた3D映像みたいだった」という意味のわからない発言をしてしまったが、本当にこれに限ると思う。

 

 

ライブや舞台の機会にしか生で見ることはできず、その時にだけ「存在しているんだ、自分と同じ世界に」

という感情を持たせてくれる。

 

 

 

"非実在なのに実在している"

 

 

 

 

ジャニーズはそこが強い。

 

 

彼らはこの世に確かに実在しているんだけれどもジャニーズという事務所にいる限り、非実在のような、夢のようなキラキラ輝いた舞台にだけ存在するかのように錯覚をしてしまう。

 

 

 

ここまで話をすると、私は自担を天使か何かかと勘違いしてるのではないかと思う。

 

でもアイドルにとってその勘違いが大切だと思う。

 

 

「ファンの前では100%の光を見せて」

 

 

苦労や不安を見せず、ファンの前で軽やかに笑ってくれる。

普通に学校へ行ったり、働いたり、つらい思いをしたり、ご飯作ったりして日々の生活を乗り越えているファンを一瞬で夢の世界に連れて行ってくれる。

私なんかは自担がファンを「お姫様」にしてくれることも多いので、その時だけ、その一瞬だけはこんな私でもお姫様になれてしまう。

夢のような君だからこそ、素直に「かっこいい」「かわいい」「好き」と言える。

 

 

 

 

アイドルは魔法をかけてくれる。

応援してくれるファンなら誰でも。

 

 

 

 

 

私は自担が事務所を辞めたことがないので、想像をすることしかできないけれども、自担にはジャニーズのアイドルとして輝いてほしい。

もちろん事務所にはきっと色々あるだろう。

 

 

その「色々ある」事実がファンにもはっきると見えることも多い。(例えばユニット編成等)

 

 

しかし、本人たちはそれを決して口にしない。

 

 

 

 

私達の前では笑って輝いてくれる。

だから私は君の進む道を応援している。

誰かが決めたのか、はたまた君がえらんだ道なのか、それはわからないけれど、君が進んでいくならばその道をずっと応援し続ける。

 

 

話は少しそれてしまったが、

このSNSの時代になり「ジャニーズであること」が私にとってとても大きい価値であることに気づいた。

 

 

ずっと、私に魔法をかけてほしい。

ずっと、ジャニーズという魔法に かかっていてほしい。

 

 

 

 

 

 

 

ずっと近くて遠い、君でいて。

 

 

 

愛しい君よ、ジャニーズでいて。

 

 

 

『阿部顕嵐』の進む道

※下書きに戻したり再upしたりしてすみません…

 

非常に痛い話をしてしまったすぐあとだけれども(前記事参照)

 

 

 

 遅ればせながらSTAGEnaviを購入し、読ませていただいた。

 

 

大阪公演を控えた、ミュージカル魔女の宅急便についてあらんくんが話をしている。

 

 

 

それにしても、なんてお買い得なんだろうか。流行りのインスタ映えしそうなお写真がたくさん載っていて、約3Pにわたるインタビュー記事。なんて素晴らしい…(あらんくんのページはP38~41)

アイドル雑誌はLove-tuneの対談が多くて、あらんくんはあまり喋らない印象なんだよなあ。まあ元々買ったら満足しちゃうタイプなのでペラペラって見て中身はあんまり読んでなかったりするんだけど(笑)

(多分書いていなくても全く話をしていないことはなく「そう、それ!」とかは言ってそうだなあと思う。)

 

店先ではペラペラっとめくってあらんくんがいることを確認し、サラッと買ってきた。

 

 なんでかわからないけど、未だに雑誌を買うことに羞恥心がある。

買うけど。

 

 

 

 

ステナビを買っていて手元にある人は一緒に読もうぜ!みたいなテンション。

 

 

 

 

まず、ほらもうこの1ページ目のお写真の…このほら、圧倒的顔面。

顔面の説得力がすごく強い………。これたまたま手にとった人大丈夫?!この写真見つけたら間違いなく「おっ?!」ってなるよね?!っていう興奮がすごい。洋服もいいよね〜!古着っぽいオーバーサイズのジージャンがすごく可愛い。関係ないけどおんなじようなの、私も持ってる。中のTシャツといいハットといいなんかもう阿部顕嵐との相乗効果しか生み出さねぇ〜…

2ページ目からはかっこよくて可愛くて素敵なお写真がぎゅっと詰まっていて、さりげない目線とか横顔とか…素敵すぎる。

3Pには無邪気なあらんくんが載っているし阿部顕嵐って画になる人間なんだな…という実感。4Pにはこんな人おんなじ世界にいねえよ…と思わせるアップの写真かと思えばバックに吉野家と電車が写ってて存在するのかよ…という小学生のような感想になるレベル。

カメラマンさんは木村直軌さんというお方か…このお写真好きすぎるな…

というか写真が好きすぎてカメラマンさんの名前チェックしたの初めてだわ…是非またあらんくんを撮って私のような1ファンを楽しませていただきたい…

とおこがましいことを思いつつ、じっくりインタビューを読むことにした。

 

 

 

 

 

 

 

ああ、『阿部顕嵐』を応援できるのは本当に幸せなことだな、と思った。

トンボ役に挑む苦悩や強さを感じたし、彼にとってこの仕事は天職なんだろうと思った。

責任感とか重圧を感じながら外部のW主演の舞台に立ち、それにも関わらずステージで彼が放つ強い輝きが、美しくて綺麗で眩しすぎるぐらいでそんなステージに立つ彼の輝きに私は惹かれたんだなあと思った。

 

 

 

こんなにあらんくんが頑張っているのにもかかわらず、サマパラにいなかっただけで、アホみたいに心配して、ステージにいなかったことを残念に思うなんて。

なんて自分はダメな人間なんだろうと思った。

でも、心配は自分の意志とは関係なく心がしてしまうものだしなあ。なんて。

 

自分はみっともない人間だなあと思った。

 

 

 

あらんくんがジャニーズJr.について、今後について語っていた。

 

 

この人は強い。

 

 

多感な時期をジャニーズJr.として過ごし、いろいろな経験を積んで、もうすぐ20歳になる。

TravisJapanを経験し、ドラマ出演やグループの掛け持ちを経験し、今に至る。

 

 

 

 

 

「闇を感じさせないのが本来のアイドルの姿」

 

 

 

 

「ファンの前では100%の光を見せて」

 

 

 

 

 

ああ、やっぱり、私は何が起きても彼を応援したい、と思った。

 

暗闇のようで、真っ白な空間のようなジャニーズJr.の世界をまっすぐ、まっすぐ進んでいく彼が放つ輝きは強い。

 

何が起こるかわからない、誰が生き残るのかわからない、そんな不安を見せずに強い意志で自分の力を信じて己に磨きをかけている、こんな素敵な人を応援できるのはなんて幸せなんだろうと思った。

 

信頼できるのは自分の実力。

 

 

 

 

前の記事でも書いたが、あらんくんの苦悩は私にはわからない。

 

 

あらんくんはわからなくていいと言っている。ファンの前では輝いていたいと。

 

 

すごい人だなあ、ほんとに。

だって、全然わからないもの。

勝手にあらんくんの気持ちや苦悩を想像して悩んだり心配したりするぐらいだもん。

わからないから勝手に想像してんだもん。

 

 

 

 

 

 

いつだってステージで輝いてくれているあらんくん。

 

「輝いていたい」といっていたけど、私にはずっと輝いて見えているよ。

はあ、伝えたいけど伝えられない。

 

 

ファンレターは書いたことがない。

緊張しすぎて無理だし、思いの丈を書いたらなんかどちゃくそ重たくなりそうだし、それを、やめようとすると「お体に気をつけて…」みたいな体調心配する文面になりそうだし、こんなにもあらんくんを応援している人がいるんだよ!っていうのはお伝えしたいけど個人でってなるとウァン!ってなる。

 

 

 

「ずっと」なんて言葉は存在しないかもしれないんだけど、まっすぐ突き進むあらんくんをずっと、応援していたいな。

 

 

 

 

 

魔女宅大阪公演頑張ってください!

幕が開いたら、そこには自担がいなかった。

※ジャニーズJr.新規のトラウマ持ちの重いオタクの話です。不快に思われる方がいらっしゃるかもしれませんので、題名にて嫌な予感がする人はご覧にならないほうが良いかもしれません。前半、自担のことで頭が一杯で正常な思考回路ではございません。後半、正常な思考回路に戻ります。

 

 

 

 

 今日は8月25日だ。

 

 

 

今日もかっこよくて可愛い自担が見られる。

 

 

そう思いながら会場に足を運んだ。

 

昨日の初日ネタバレは見ていない。忙しかったから。

どんな曲を歌うんだろう、どんなダンスを踊るんだろう、どれぐらい出番があるんだろう、ステージで今日もキラキラと輝いてくれるんだろうな。ドキドキするな。

うちわも、ペンライトも双眼鏡も持ってきた。今日は橋本くんのソロコンだから、一本は赤で、自担が出てきたら、赤と紫を2本持とう。橋本担さんからしたら邪魔かなあ?でも橋本くんのソロコンだしなあ。

自分で当てたチケットもしっかり持ってきた。意外にも良い席だったからお顔もよく見えるし、近くに来てくれるかもしれないな。緊張してきた!

 

 

 

暗くなる会場、いつものように会場に響く女の子の歓声。

 

幕が開けて、カッコイイ橋本くんが登場した。

ああ、この曲すごく好き!この曲も好きなやつだ!

 

 

きっと、もうそろそろ自担が出てくる。

 

 

 

 

安井くんが出てきた!モロちゃんも!さなぴーも!

あっ、3人で踊ってる、こっちのチームじゃないんだ、

次のチームで出てくるのか!

れお〜!もりたさん〜!はぎちゃん〜!

 (このチームうろ覚えです)

 

 

 

 

 

 

 

あれ、

 

 

 

 

あらんくんがでてこない。

 

 

 

6人で、橋本くんのバックで踊り始めた。

 

 

 

 

あらんくんは?

 

 

 

なんでいないの?

 

 

何度数えても6人しかいなくて、いつも出てきたらすぐ見つけられるのに、もしかして、誰かと見間違えてるの?

 何が起きてるの?

昨日は初日だったけど、いたよね?

 魔女宅の大阪公演はまだはじまってないのに。

 

 

 

血の気が引いた。

何事もないように、まるで、あらんくんがこの世界にいなかったかのようにステージは進んでいく。

 

 

心拍数があがる。

どうして?

 

 

 

 

その時は全く気付かなかったが、今になって考えると 関ジャニ∞の元気が出るLIVE大阪オーラス公演の事がフラッシュバックしていたのだろう。

あの日は大倉担の友人とライブに入っていた。オーラス前日はホテルで大はしゃぎ。開演前も大はしゃぎ。

ライブ始まらないなあと思っていたら、スタッフTシャツを着た6人だけの関ジャニ∞がステージに出てきた。

どよめく会場。

血の気が引く。嫌な予感しかしない。やめて。

村上くんが大倉くん不在の理由を説明し始めた。

泣き声や悲鳴、とまどいのざわめきに包まれたドームを私は初めて見た。

もちろん、隣の大倉担も泣いている。

こんなことって、あるんだ、と思った。

昨日は、いたのに。ステージで、輝いていたのに。

アイドルは当たり前のように私達の前で輝いていてくれると思っていたけど、普通の人間と同じで、いつ、どこで病気になっても、交通事故にあってもおかしくないんだ、と思った。

ライブは大倉くんのうちわを持った関ジャニ∞が大倉くんに対しての替え歌をしたり、大倉くんの代わりにすばるくんがユニット曲に出たり…

すばるくんが、曲中に、目に涙をためて「ごめんな…」といった。

これを思い返して書いている今も、あの時のすばるくんを思い出して泣いている。

大倉くんはジャニーズウェブで、コメントを載せた。

ウェブにチケット代は希望すれば返金するとの旨も出た。返金を希望した人は、いたのだろうか。

後日、発売になった関ジャニ∞の元気が出るLIVE!は買ったものの本編は見ていない。見られない。

あれが、自担だったら。

大倉担ではない自分が、こんなにも衝撃を受けてしまったのに。

ステージにいてくれるはずの彼らがいないことが私にはトラウマになってしまった。

(大倉くんは腸閉塞でした。回復しテレビでご覧の通り元気もりもりです。)

 

 

 

 

 

 

まさか、事故とかにあってないよね、

 

 

急病じゃないよね、

 

 

 

元気だよね、

 

 

 

 

まさか、

 

 

また、

 

グループ変わるとかじゃないよね、

 

 

 

 

 

 

 

 

寝坊かな、

だったら急いで来てくれれば後半間に合うかもしれない。

寝坊だったらいいな、良くないけど。

 

 

 

6人が出てきた時に変えた、紫のペンライトが赤のペンライトと共に虚しく空を切る。

 

 

 

 

こんな日に限って、一人で来てしまった。

不安がグルグル回って、曲にあわせてペンライトをふってはいるものの、なにがなんだかほとんど覚えていない。

 

誰も、何も教えてくれない。

 

 

 

橋本くんが、今日は収録のカメラが入っていると教えてくれた。

 

 

 

 

 

収録なのに、なんでいないの?

やっぱり、なにかあったのかな。

 

 

 

 

 

必死にペンライトをふって振り付けを一緒にやった。

これは、橋本くんのソロコンなんだ。

邪魔してはいけない。

それに、私が何かしたことによって、間接的にあらんくんの株が下がるようなことがあってはいけない。

でも、頭の中ではやっぱり色んな事が駆け巡ってた。

 

 

 

 

 

アンコールの本当に最後、安井くんが

「顕嵐はお仕事してます!」

と言ってくれた。

 

 

 

ドッと疲れがきた。

 

 

 

 

 

良かった、あらんくん、お仕事だったんだ、

元気なのか、良かった、

 

 

でも、なんの?

 

 

 

 

 

開演後、ツイッターなだぎ武さんのツイートからあらんくんは魔女宅の稽古場で元気に生姜焼きを食べていることがわかった。

 

良かった。

元気だし、ご飯食べてる。

 

なだぎ武さん、ありがとう。

元気なあらんくんを教えてくれて、生存確認できて本当に安心した。

ツイッターのある時代に産まれてよかった。

 

 

 

 

夜公演も入ったが同じくあらんくんはおらず。

来ないかな、と思ったけど、そりゃそうか、W主演のお稽古、しかも外部舞台だ。

素晴らしいことだし、素晴らしい舞台だったもんね。1回しか見に行けなかったし、大阪も観に行けないけれど、きっと素敵な舞台になるに違いない。あの舞台は爽やかで、素敵で、最高だったもの。

フワフワしていたものの納得し、とても良いソロコンサートだったと帰宅。

 

 

 

明日はいるんだろうか。

 

森田さんが土日いないのは知ってる。

キスマイだから。

でも、あらんくんのお稽古情報は、なだぎ武さんのツイッター以外知る術もない。

 

 

 

 

この日私はジャニーズJr.を応援するって、こういうことなんだなと思った。

 

できれば、出ないなら出ないと教えてほしい。出ないなら公演に行かないとかではなく、ステージにいるはずの人がいないと、とても心配してしまう。(元々橋パラはバックが誰だろうと行ってたが、たまたま自担が出ることになりとても喜んでいた)

「昨日いたから今日もいる」なんて確約はないんだと思った。

なぜなら、メインでなくバックだから。ジャニーズJr.だから。

当たり前のことなんだけれど、すごく怖かった。

( 私はあらんくんが骨折した時は自担として見てなかった)

 

 

 

 冷静になってみれば、あらんくんが最初からいなかったかのようにステージを進められたのはLove-tuneのすごいところだ。

あらんくんのことで頭がいっぱいいっぱいで、まるであらんくんがいなかったかのように感じたが、そんなこと当たり前で抜けた人がいることを感じさせていはいけないのだ。

何回も見てきた。森田さんがいないときのLove-tuneがあったから。

あくまでもバックで、メインを引き立てるためだから。穴埋めしたように見えないフォーメーション、誰かがいなくても成り立つような役割分担。当たり前なんだけど、きちんと自分たちの仕事を全うしていたからだったんだなあと。

森田さんのファンは、すごい。

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜、夢を見た。

 

 

 

Love-tune出演と明記されているライブに行っても舞台に行ってもどこにもあらんくんがいない。

どこにいってもあらんくんがいない。

誰も、あらんくんの話しをしない。

走って走って、次の現場へ、次の現場へと行くんだけれども、探せども探せどもあらんくんがいない。

私以外があらんくんのことを忘れてしまったみたいで、

まるであらんくんがこの世に元から存在しなかったような世界がそこにはあった。

 

 

 

 

 

朝起きて、

自分に引いた。

 

 

納得してたし、お仕事でしかも元気だったってわかったのに。

あの『元気が出るLIVE』のトラウマの記憶は強い。

 

 

 

 

 

 

 

 

26日、夜公演に行った。

あらんくんがいた。

森田さんは予想通り、キスマイでいなかった。

 正直、昨日(25日)のことが相当こたえてたみたいで(まあ夢に見るくらいだから)あらんくんを見た時に泣いたし、足がガクッときた。

この世界に存在してくれていてよかったと思った。

(文字に起こすととんでもなく重いオタクである)

 

 

 

あらんくんがいなくても、森田さんがいなくても6人でCALLは歌わなかった。

 

あらんくんは、森田さんは、Love-tuneの一員なんだと思った。

 

 

 

 

 

 あらんくんは今まで色々あって、きっと色んな思いをして、私にはわからないような悩みとか不安とか葛藤とかもあると思う。でも、それを見せずに優しく笑ってくれて、かっこ良く踊ってくれて、音外しちゃう時もあるけど一生懸命歌ってくれて。かっこいいのにかわいくて、ちょっと天然で、よく寝て、緊張したら舌ぺろしたりむーしたり、シュールな笑いをとったり、いや、ここじゃもう書ききれないわ、やめるわ、やめとく。長くなるわ。

だから、私はあらんくんを応援し始めてからずっとこの世界があらんくんにとって幸せな世界であって欲しいと思っている。

 

とんだ重いオタクだなあと思うけど。

 

 

 

 

 

 

今後もあらんくんがステージにいないことなんて、ざらにあると思う。

 

ジャニーズJr.なんだから

 

「今更何を言ってるの?この人」と思う人も多いかもしれない。

 

 

でも、私はあらんくんがいるはずのステージに、あらんくんがいなかったら、また心配すると思う。

 

 

 

これからは幕が上がる瞬間、私は切に自担がステージで輝いてくれることを願うだろう。

 

 

 

 

 

当たり前じゃないのに、

当たり前のように、

ステージで輝いてくれる、君を見に。